言葉とは裏腹

- Category - 怒りん坊日記



感情と表現が直結するスピード感

子どもには
かなわんなぁと思います


***********************

子どもが低年齢であればあるほど

百面相で
全身を使って感情を表し 
自分の欲求を伝えようとする様が 

清々しいなぁと感じることがあります


たとえば

お腹が空いた
眠い
イヤだ
寂しい
嬉しい
楽しい


などなど

まだ言葉で伝えられない
乳幼児の子どもであれば

泣いたり笑ったり
手を叩いたりジタバタしたり
全身を使って表現し

周りからの共感や
サポートを受けたりします

言葉がなくてもそうすることで
コミュニケーションを取っていきます


***********************

その後の成長過程において
少しずつ言葉の獲得や表現の幅も広がり

ちょっとしたあまのじゃく
ちょっとしたウソ

言葉とは裏腹な態度を取れるようになったりして
それもある意味
大きな成長ではあるのだけど


もう何十年も大人として生きていると(!)
言葉とは裏腹な態度を取るという術を

あまりにも当たり前に
身に付けてしまっているゆえに


そんなところに考え及んだり
立ち戻る感覚さえも薄れていて

どストレートな感情表現というのが
ある意味新鮮で
どこか羨ましさも感じたのでした


***********************

とはいえ
大人の社会には色々あって
(大人に限らずきっと子どもにも)

何でもかんでも
ストレートに表現すればいいというものでもなく

そこには
相手の立場になってみたり
伝え方を工夫する必要があったり

色々な場面で
色々な折り合いを付けながら
共存しているという一面もあります


言葉とは裏腹な態度が
必要な場面も当然あるとは思いますが


大切なことは
自分の本当に感じている気持ちや思いを

自分自身で拾っているか(気づいて認めているか)
どうかではないかなと私は感じています


***********************

条件反射なのかよくわかりませんが
私の場合は


「キレてるの?」

と聞かれたら


「キレてないっすよ!」

うっかりそう答えてしまいそうになるのですが


(本当は〇〇だと感じているんだな)
(本当は△△して欲しいんだよな)



まずはそれに気づいて認めることで
自分自身で線引きして選択する行動も

それまでよりは少し違ってくるような気がします
(ちなみに毎回モノマネはしていません)




怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント

山本周子(やまもとちかこ)

トップに戻る


人気ブログランキング